このページでは
これからプログラミング学習をスタートさせる親子にオススメの無料プログラミング教材を、厳選して3つご紹介します。
2020年から小学校で導入されることの決まったプログラミング教育、早速準備している方も多いと思います。
プログラミング教室もかなり増えてきている印象ですが、まずはプログラミングがどのようなものなのか、親子で触ってみたい、という方も多いのではないでしょうか?
ただプログラミングといっても、本当にたくさんの言語・教材が出てきて、何から始めたらいいか分からない!ってなりますよね。
そこで、ここでは幼稚園〜小学校低学年から始めることのできる、無料のプログラミング教材について厳選した3つをご紹介したいと思います。
プログラミングが初めての親子でも、簡単に進めることができるので、ぜひ親子で楽しんでチャレンジしてみて下さい!
コンテンツ
『Lightbot』:ゲームで楽しくプログラミングを始める!
Web版もありますが、iOS、Androidどちらも対応したアプリになります。
Lightbotは、直感的にわかりやすい命令ブロックを使いながら、かわいいロボットへの命令をプログラミングして、ステージ課題をクリアしていくプログラミングゲームです。
用意されている命令ブロックの数は多くないですが、途中から関数の概念や繰り返しの概念なども出てきて、やりごたえ十分。
ゲームクリアするために、どういう順番で命令を出していけばいいのか、懸命に考えるので、プログラミングをする上で大切な、「問題解決能力・論理的思考力」を楽しみながら身に付けることができます。
未就学児でも直感的に操作が可能
Lightbotは、幼稚園・保育園に通う小さなこどもでも、簡単にプログラミングが可能です。
操作は簡単で、自分が考えた命令の順に、命令ブロックをタップしていくだけ。
間違えたら、左上の戻るボタンで一番最初に、あとは並べたブロックをタップすれば削除できます。
考えた通りにプログラミングしたら右上のスタートボタンを押してみましょう。
うまく全ての課題をクリアしたら、次のステージにチャレンジしましょう。
我が家の6歳児と4歳児がプレイしていますが、最初はロボットの方向感覚が難しいようで、ロボットと同じ向きを向いて左右を確認してました。
そんな姿を見るのも可愛いですよ。
最初は無料版「Lightbot: Code Hour」から始めてみよう
Lightbotには、以下3種類のアプリがリリースされています。
- Lightbot: programming puzzles…通常版。最後は大人も考えさせられるレベル。
- Lightbot Jr…対象4才〜と難易度を多少落としたバージョン。
-
Lightbot: Code Hour…無料版だが20個のステージが楽しめる。
通常版とJrは有料アプリ(360円, iOS版)となっていますので、まずは無料版の「Lightbot: Code Hour」をダウンロードしてみましょう。
無料版とはいえ、20ステージもあるので、結構やりごたえがあります。
なお有料版のLightbot Jrなどになると、「ワープ」・「エレベーター」などの行動も出てくるので、こどもたちは大いに盛り上がります。
気に入ったらぜひダウンロードして遊んでみてください。
『Viscuit(ビスケット)』:未就学児も簡単プログラミング
続いてご紹介するのは、NTTが開発した幼児向けのビジュアルプログラミング言語・アプリの「Viscuit(ビスケット)」です。
ビジュアルプログラミング言語というと、この後ご紹介する「Scratch(スクラッチ)」が有名です。
一般的なプログラミング言語とは異なり、コードを入力する必要がなく、直感的にプログラミングができるものです。
その中でも、ビスケットには特徴的で、幼児でも楽しめる内容になってますのでご紹介します。
直感的操作で4才くらいからでも十分に楽しめる!
ビスケットの最大の特徴は、他のビジュアルプログラミング言語とは一線を画す「直感的操作」になります。
他のこども向けプログラミング言語では、コーディングそのものは無くとも、コードを簡略化したブロックを組み合わせて、論理的にプログラムを組んでいきます。
一方ビスケットでは、他にあるようなブロックは使わず、「メガネ」というツール一つでプログラミングができるように作られています。

自分で描いた絵をメガネの左右に入れて、動きをつけていきます。
メガネのどこに絵をプレースしていくのか、左と右にどんな絵を入れるのか、などによって様々な動きをつけていくことが可能です。
上のイメージは6歳児がはじめてビスケットに触った日に作ったもので、土の中から怪獣が出てくるようにプログラミングしたとのこと。
まだ文字の読めない小さなお子さんでも本当に簡単にできるので、親子で楽しみながら、試行錯誤するのも楽しいですよ。
直感的に操作可能なお絵描きパレット

また、ビスケットの特徴としては、「自分の書いた絵」をプログラミングしていく、という点です。
もちろんScratchなどでも絵は描けますが、よりプログラミングに集中できるよう、あらかじめキャラクターが用意されています。
一方でビスケットでは、他の人の絵を借用しない限りは、基本的に全て自分で絵を描くところからスタートします。
そのため、ビスケットではお絵描き画面が非常に使いやすくなっています。
特に、色の選択の自由度が高く、しかもタップするだけで簡単に設定できるので、こどもでも簡単に思い通りの絵が描くことができるようです。
小学校入学前ならViscuit(ビスケット)から始めてみよう!
ビスケットはアプリも無料でダウンロードが可能(当然iOS, Android対応)で、メンバー登録などもなく、すぐに遊ぶことができます。
もし最初の操作に迷う部分があれば、他の記事なども参考にしてみてください^_^
『SCRATCH(スクラッチ)』:キッズプログラミング教材の大本命

最後にご紹介するのは、こども向けのプログラミング教材としては最もメジャーな「Scratch(スクラッチ)」です。
Scratchは、あのMIT(マサチューセッツ工科大学)が開発した8歳以上を対象としたプログラミング言語で、最新版はPC・タブレット端末で操作が可能なウェブアプリケーションとなります。
これまでScratchのウェブアプリケーションはタブレット対応していなかったのですが、2019年1月についにScratch 3.0がリリースされ、タブレット操作に対応しました!
色々と調べてみましたが、やはりScratchがそのほかにもメジャーになるだけの理由がありましたので、特徴をご紹介したいと思います。
情報量が豊富で取り組みやすい
Scratchは世界でもメジャーなこどもプログラミング言語ということもあり、情報が非常に豊富で参考になる情報が多いです。
ScratchのWebサイトで他の人の作品をジャンルごとに検索することも可能で、他の人の作品は中を見てプログラミングの参考にすることができます。
見るだけなく、コピーしてプログラムを書き換えることもOKとなっています。
公式サイト以外にもScratchの作例を紹介している本も多く出版されていますので、基本的なレベルから確認したいという方はチェックしてみてください。
漢字・ひらがなに対応

ここで紹介しているので当たり前かもしれませんが、Scratchは日本語に対応しています。
そしてまだ漢字の読めないこども向けに、ひらがなにも対応しているのです。
小学校入ったばかりくらいだと、まだまだ漢字を読むのは難しかったりしますが、ひらがなであれば読めるので、後でこども一人で取り組むこともできるので、ありがたい仕様ですね^_^
拡張性が高い

Scratchは、基本的機能でも十分に楽しめますが、拡張性が高いという点も特徴です。
プログラミングを始めたら、ぜひロボットプログラミングについても挑戦してみたいですよね。
このロボットプログラミングですが、Scratchを学習しておけば、Scratchでロボットのプログラムを組むことができるんです。
しかもロボット学習としてメジャーな「レゴ®WeDo 2.0」や「レゴ® マインドストーム® EV3」をScratchで動かすことが可能です。
小さなお子さんはロボットなど現実に触れるものを動かすことで、プログラミングの世界に入りやすい一面もあるので、ぜひ試してみてくださいね。
幼児向けのタブレットアプリ『Scratch Jr』

Scratchは対象年齢8歳以上とあるように、小学校入学前からこども一人で取り組むのは難しいかもしれません。
(当サイトでも、入学前に学習する際は、親子で楽しむ方が良いと考えています。)
そこで入学前のこどもでも楽しめ、成長したらScratchにすぐに移行できるよう「ScratchJr」という幼児用アプリがリリースされています。
こちらのアプリはタブレット専用アプリとなっており、文章が書かれているScratchのブロックが、より直感的に分かりやすいよう、絵が描かれています。
またScratch Jrでどんなことができるのか、作例も紹介されているので、どんなものが作りたいのか、先にイメージを膨らませるのもいいですね^_^
またScratch Jrでどんなことができるのか、作例も紹介されているので、どんなものが作りたいのか、先にイメージを膨らませるのもいいですね^_^
Scratchと比べるとJrはできることが少なくなるものの、一方で扱いやすさは優れているので、ぜひダウンロードして遊んでみてくださいね。
タブレット端末でプログラミング学習をスタートしよう!
いかがでしたでしょうか?
プログラミングというと難しいコードをたくさん覚えるイメージがあり、また学習初期はなかなか面白くないというイメージがありますが、最近はこどもと一緒に楽しめるツールがどんどん増えています!
特に小学校入学前後のこどもにとっては、直感的にタップで進められるタブレット対応のアプリケーションがオススメです!
今回ご紹介したアプリケーションは全てタブレットに対応しているので、ぜひお子さんと楽しんでプログラミングしてみてください^_^
なお、やっぱり一から自分たちで始めるのはハードルが高い、という方はプログラミング教室・オンライン講義に無料体験してみるのもいいと思いますので、どんどん試してみましょう!
なお、やっぱり一から自分たちで始めるのはハードルが高い、という方はプログラミング教室・オンライン講義に無料体験してみるのもいいと思いますので、どんどん試してみましょう!
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