- 初めて自力で本を読むこどものために書かれたThe adventures of Ottoシリーズの一作。
- 単語は少なくともOttoとその仲間たちの織りなすストーリーが心を温めてくれる。
- 2017年と2019年にガイゼル賞の銀賞を受賞している人気シリーズ
- 簡単な名詞+動詞のみでこどもが自力で読めるレベルなので、英語学習のはじめにピッタリ
こんにちは、パパ勉!
今回は、2017年・2019年にガイゼル賞の銀賞を受賞している『The Adventures of Otto』シリーズのレビューです。
かわいいこどもロボットのOttoとその仲間たちを描いたストーリーなのですが、簡単な英語しか使っていないのに、しっかりと話の展開がある、素晴らしい良本でした。
単語の数もパパ勉!でご紹介する絵本の中でもダントツに少なく、まさにこどもが自力で洋書を読んで、自信をつけられるレベルになっています。
まさに自力での洋書多読のスタートにピッタリですね。
小学校の英語教育必修化など、
どんな本?
Go, Otto, Go! ~ The Adventures of Otto ~ | |
作者 | David Milgrim |
出版社 | Simon Spotlight |
発売日 | 2016年5月 |
ページ数 | 32ページ |
語数 | 80 words |
価格 | ¥560(Kindle, 19年2月時点) |
対象年齢 | 3~5歳 |
レベル | YL : 0.2, Lexile: 80L |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
The Adventures of Ottoシリーズは、地球にやってきたこどもロボットOttoが主人公で、そこから仲間と友情を深めていくストーリー。
Ottoが両親の元を離れて地球にやってきた第1作目の「See Otto」が出版されたのが2002年、そこから約15年明けてOttoのストーリーが帰ってきました。
本作:Go, Otto, Go!は、仲間との生活も楽しいけれど、両親に会いたくなったOttoのお話。
ちょっと切ない始まりですが、コミカルに、かつ心暖まるストーリーとなっています。
シンプルな単語で紡ぎ出されるストーリー

Amazonサンプル画像より
The Adventures of Ottoシリーズの特徴は、一文がとても短く、シンプルな単語の繰り返しでストーリーが展開していくことです。
ご紹介している絵本の中でも単語数が非常に少ないのですが、理解しやすいかわいい絵と繰り返しの効果からか、単語だけでもストーリーが十分に伝わってきます。
それがこどもにわかりやすく、人気の出たポイントなんですね。
上の2ページにしても、Ottoがホームシックになるシーンですが、ほぼLookという単語のみで物語を展開させています。
我が家の息子たちも、最初はイメージをつかんだ上で、少しずつ単語の意味を理解するようになっています。
こどもたちも、自分で英語が読めるようになるという実感から、自信につながっているようです。
かわいい絵とコミカルなストーリが楽しい!

Amazonサンプル画像より
The Adventures of Ottoシリーズは、絵がかわいく、男の子・女の子どちらにもウケると思います。
またストーリーもテンポが非常によく、次々と話が展開していくので、読者も心が弾んできます。
また言葉は少なくとも、絵の力でストーリーを理解させてくれるので、こどもと一緒に安心して楽しく読めますよ^_^
まとめ:Ottoシリーズで基礎単語力と英語への自信をつけよう!
いかがでしたでしょうか?
The Adventures of Ottoシリーズは、一文も短いので、特に3~5歳くらいのまだ長いストーリーが苦手なお子さんにも本当にオススメの本なんです。
第1作の「See Otto」を読んでからの方が「Go, Otto, Go!」の冒頭部分が理解しやすいですが、そのほかは特段順番は関係なく楽しめます。
ぜひThe Adventures of Ottoシリーズで洋書多読を続けてみてはいかがでしょうか?
紹介した「Go, Otto, Go!」はこちら♪
お得なパックもできました♪
コメントを残す