こんにちは、Sotarossoです。
今回は、埼玉県で小さなお子さんが登山デビューするのに絶対おすすめしたい山「日和田山」の登山記録です。
標高305mという低山ながら、岩場含んだメリハリのあるコース、登頂時の絶景で得られる達成感と、こどもを登山好きにさせるのにもってこいの人気の山です。
ここでは、
- 日和田山って、4〜5歳の小さいこどもにとって難しくないのか?
- 登山道の状況は?どんな道なのか?
- オススメのポイントは?
アクセス情報はもちろんですが、登山道の雰囲気や整備状況がわかるよう、GoPro動画もアップしているので、親子登山の参考になれば嬉しいです^_^
我が家は長男6才9ヶ月、次男4才11ヶ月の時に初めて登りました。
親子登山の虜になった思い出の山です。
Sotarosso
奥さん
ガイドブックでもおすすめされていて、いつも登山客で賑わっているから、初心者ファミリーでも安心でした!
コンテンツ
1.親子登山におすすめ:日和田山の基本情報
- 山 名:日和田山
- 標 高:305m
- 場 所:埼玉県日高市
- 難しさ:★★☆☆☆
- 体 力:★☆☆☆☆
- 適齢期:4・5才〜
- 特 徴:①こどもがワクワクする岩場
②岩場の先に待つ絶景
③適度なコース長(片道1時間超) - アクセス
鉄 道:西武池袋線 高麗駅より徒歩20分
(池袋より約1時間、片道540円)
自動車:都心から約50〜60km
登山口に駐車場あり(300円)
基本無人の為、小銭用意
2.おすすめ親子登山コース①
2.1 おすすめコース①概要
4・5才くらいのお子さんの登山デビューにおすすめしたいのが、西武池袋線の高麗駅もしくは登山口にある駐車場と、日和田山の山頂とをピストン(往復)するコースです。

出典:ヤマプラ
- コース:登山口→男坂(経由)→金刀比羅神社→日和田山山頂
→金刀比羅神社→女坂(経由)→登山口 - タイム:約2時間(休憩のぞく)
- 難しさ:★★☆☆☆(岩場あり)
- 体 力:★☆☆☆☆
休憩のぞくコースタイムが2時間ほどとなっており、休憩含めても2時間半程度で変化に富んだコースを楽しむことができます。
ちなみに、高麗駅から登山口までは徒歩約20分。小さなこどもは車道を歩くのが苦手だったりするので、可能ならば登山口下の駐車場か、巾着田からのスタートがオススメです。
2-2. 日和田山 親子登山動画
撮影日:2019年9月28日(土) 日和田山駐車場~男坂~日和田山山頂
お勧めのポイントを語るよりも映像を見ていただいたほうがわかりやすいと思います。
まずは日和田山麓の駐車場から、男坂を経由して日和田山山頂へ向かうルートの撮影をしてみましたので、確認してみてください
実際の登山道の状況、ルート、岩場の雰囲気など、参考になれば嬉しいです^_^
(役に立ったと感じましたら、ぜひチャンネル登録をお願いします!)
2-3. こどもにおすすめ① 「男坂」で岩場チャレンジ
このコースのハイライトは3つあり、一つは「男坂での岩場チャレンジ」です。
(※動画では1:50からが男坂の登山シーン)
コース中盤から始まる岩場に、子どもたちはワクワク。天然のアスレチックに毎回大喜びで登っていきます。
その時は、極力子どもの力に任せて、子どもが両手足を目いっぱい使って登っていくのを後ろから見守るようにしています。
- 雨のあとなど岩肌が濡れていそうな際は無理せず女坂を選択するのも大切。時には女坂にルート変更することも考えて登っています。
- 最初は自分の体ほどの岩にちょっと怖がっていました。そんな時、焦らせないようにじっくり待つようにしてます。
2-4. こどもにおすすめ② 低山なのに眺望◎
2つ目に気に入っているのは、「男坂をのぼりきった所に待つ絶景」です。
(※動画では5:19から二の鳥居-金刀比羅神社からの絶景)
男坂を登りきったら、二の鳥居があり、金刀比羅神社に到着。ここが絶景がひろがる休憩ポイントです。
頑張って登って振り返った瞬間に飛び込んでくる景色に、こども達も大満足間違いなし。
我が家の長男も、この景色に胸を撃ち抜かれ、登山にどっぷりハマりました。
しばし景色を堪能したら、山頂まではあと少し。 神社の右横に登山道が続いてますので、あと一息、頑張りましょう!
日和田山の山頂も開けていて眺望も良好。座れるスペースもありますので、そこで昼食をとるのもおすすめですよ^_^
(ベンチが埋まっていることもあるので、レジャーシートを持っていくと◎)
山頂で休憩・昼食などを摂ったら、下山しましょう。 日和田山の山頂までであれば、こどもたちもまだまだ元気ですが、気付かないうちに足は疲れがたまってきているもの。
なんでもない段差や木の根などにつまづいてしまうので、下山は男坂でなく、女坂の安全なルートを使用します。
2-5. こどもにおすすめ③ 程よいコースタイム
日和田山は、簡単な休憩だけなら1時間ほどで山頂へと到着できます。
さらにその1時間が、スタートの樹林帯から岩場、そして山頂付近の絶景、と変化に富んだコースのため、 こども達が飽きることなく登頂することができる点がとても気に入ってます。
下山は女坂をゆっくり歩いても1時間もかからないので、山頂付近でゆっくりお昼を食べても 2時間〜2時間半くらいで下山ができます。登山デビューにはぴったりの時間ですよね。
あまりに長引くと危険ですが、そんな時間も親子登山の醍醐味だと思って付き合っています^_^
3.登山コース② 日和田山〜物見山縦走
2019年9月の日和田山登山では、こども達も3~4時間のコースに慣れてきたこともあり、少し先にある物見山まで縦走をしてみました。

出典:ヤマプラ
- コース:日和田山 登山口→男坂(経由)→日和田山山頂
→高指山→ふじみや(茶屋)→物見山→五常の滝
→西武池袋線 武蔵横手駅 - タイム:約4時間30分(昼休憩含む)
- 難しさ:★★☆☆☆(岩場あり)
- 体 力:★★☆☆☆
今回足を運んだのは、日和田山の隣の「高指山」とその先にある「物見山(標高:375m)」です。
物見山までは日和田山から1時間強といったところ。 今回は、高指山と物見山の間にある東屋「ふじみや」さんでの昼食休憩も入れて、物見山からは隣駅の武蔵横手駅へ下山する 全体4時間半くらいの行程となりました。
この「ふじみや」さん、休憩しながら眺める景色も良いですし、飲み物やアイスの販売で休憩ができます。
日和田山ほどではないですが、景色もとても良いので、一つの楽しみにするといいですよ^_^
ハイカーの数もそちらのほうが断然多いです。体力もあって、心配な方は+1時間弱を加えて北向き地蔵を経由するか、高麗駅へ戻るルートを選択してください^_^
4.さいごに
日和田山は305mと低い山なので、一年中登ることができます。
真夏は少々暑いので、以下の時期に登りたい山ですね。
- 初夏(GW前後):新緑が気持ちよく、風もとても気持ちいい登山の人気シーズン。
- 9月下旬~10月中旬:巾着田の曼殊沙華がとても綺麗で、下山後も楽しめる。
- 大晦日(初日の出):防寒対策・ヘッドライトを装備して初日の出なんてあこがれますね。
日和田山、こどもでも岩場登りが楽しめるので、軽装の方も多くいらっしゃいます。
滑りにくいスニーカーでも十分に登れますが、登山靴を用意するかどうか、動画をみてご判断いただければと思います。
それでは、ここの情報がみなさんの安全登山の一助となりますように。
▼近くにある天覧山も小さな子どもと登るのにオススメ!

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