ご紹介するリンゴキャッチゲームは、PCならマウスを動かす、タブレットならタップする指を動かすだけの簡単ゲーム!小学校入学前のこどもも盛り上がること間違いなし。
誰でも簡単に作ることができるので、今回紹介するゲームをベースに自分なりのアクションゲームを作ってみてください^_^
それでは楽しんでScratchでプログラミングを進めましょう!
コンテンツ
Scratchリンゴキャッチゲームの要素
今回のゲームの完成形です。
プログラミングを進める際に、今回のゲームの要素をピックアップします。
- キャラクターの動き:横移動のみ+マウス追従(マウスを追っかける)
- リンゴの動き:ランダムな位置に発生。落ちるタイミングもランダム
- キャラクターがリンゴに触るとポイント
- 地面に落ちたらゲームオーバー
それぞれの要素について、ひとつずつ進めていきましょう。
Scratchゲーム要素①:横移動のみ+マウス(タップ)追従させる

- プレイヤーを横移動させる
- マウスもしくはタップに追従させる
マウス・タップに追従させるプログラム
スプライトをマウス・タップに追従させるのに、xざひょうを◯にするとマウスのxざひょうを組み合わせて、ずっと〜で囲って対応しました。
今回は横移動だけでしたが、縦移動や画面全体をマウス追従させたい場合も対応が可能です。
・縦移動に固定したければyざひょうを◯にするを使用できます。
・画面全体を移動するならば、どこかのばしょ▼ へいくを使用して、ドロップダウンリストからマウスのポインターを選べば対応できます。
プレイヤーの動かし方としては、キーボードの←→キーで動かすことや、コントローラーを作って動かすこともできます。
動き方がちょっと異なりますので、好きな方法を試してみてくださいね^_^
Scratchゲーム要素②:リンゴがランダムに落ちてくるプログラム
リンゴがひとつずつ出て落ちてくるのでは、ゲームとして簡単すぎますね。
そこで、ここでは2つのランダム要素を加えたいと思います。
- リンゴの発生場所・ペースをランダムにする
- 発生してから落ちるまでの時間をランダムにする
こうすることで、リンゴが一気に2つ落ちてきたり、落ちてくる順番が違う!ということになり、ゲームがより面白くなります。
リンゴの発生ペースをランダムにする

- ゲーム終了までクローンを作り続ける
- クローンの発生ペースをランダムにする
Scratchのクローン機能を使う

ずっとや◇までくりかえすの中にじぶんじしんのクローンをつくるを置きます。
あとはクローンされたときを使って、実際の動きをプログラミングしていきます。
Scratchで乱数を使ってランダムな動きをゲームに加える
Scratchでは、スプライトの動きや方向などを決める際に、数字をインプットしていきます。
そのとき、1つの数字をインプットするのではなく、◯から◯までのらんすうを使用すれば、スプライトの動きを不規則(ランダム)にすることができます^_^
◯の中に入れる数字を色々といじって、ランダムな動きを楽しむとGood!
リンゴの落下するタイミングをランダムにする
- リンゴの発生場所をランダムにする
- リンゴが落下するタイミングをランダムにする
- プレイヤーもしくは地面に触れるまで落下する
リンゴの発生場所をランダムにプログラミングする
リンゴのクローンが作られたら、用意した木のどこかにリンゴがなる、というプログラムを組みます。
ここでも乱数ブロックを使うことで、いろいろな場所に表示させることができますね。
リンゴが落下するタイミングをランダムにする
あとは、おさるもしくは地面に触れるまで、落ち続けるようにプログラミングするだけです。
プレイヤーもしくは地面に触れるまで落下させる
ポイントは地面に触れた時の判定です。
- 色にふれたを使う時は、色にタップもしくはクリックすると、パレットが表示されます。
- パレットの一番したのをクリックします
- 確認ウインドウの上にカーソルを持っていくと、画面の好きな色を選ぶことができるので、地面をクリックします。
Scratchゲーム要素③:ポイント判定&ゲーム終了
ここまでのプログラムでスタートしてみると、リンゴがたくさん作られますが、おさるに当たっても、地面に落ちても何も起こらず、ひたすらリンゴが作られていきます。
そこで最後に、リンゴがおさると地面に触れた場合のプログラムを組みましょう。
赤枠に囲まれた部分を追加していきます。
リンゴがプレイヤーに触れると得点が入るプログラム
ポイントを1点ためるプログラム
- このままだと何も音やアニメーションなくポイントになって味気ないです。
- そこで、おさるのほうでもいいので、触れたら音がなるようにしてみます。
ポイントが貯まるとゲームクリアーにする
ポイントが貯まるプログラムを組んだので、合わせてゲームクリアのプログラムも組んでおきます。
単純にポイントが20になったら、ゲームクリアのメッセージを送ります。
あとはゲームクリアーの表示と、全てを停止するプログラムを組みましょう。
ゲーム開始時に表示を隠すのを忘れずに!
リンゴが地面に触れたらゲームオーバーのプログラム
これであとはGame Overの表示を受け取って、全てを停止させるだけです。
これで一連のプログラムは完成。ぜひ遊んでみてください^_^
まとめ:Scratchで簡単なリンゴキャッチゲームを!
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